つぶやくふたり

talk about housing

くらしとすまい

広いリビングって必要ですか?

A:今日は広いリビングは必要か?というテーマでお話をさせてください。なぜこのテーマを選んだのかというと、私自身がずっと広いリビング必要派だったんですけれど、数年前に子育てのフェーズが変わったあたりで、本当に必要なのか?と疑問を抱くようになったからなんです。 S:具体的にはどんなことがあったのですか? A:う...

教えて志水さん

デザインするって何だろう?

A:こんにちは。今日は、デザインすることについて、というちょっと大きなテーマで話してみたいなと思います。というのも、こないだ話を伺ったお客様で色々考えることがあったので。 S:まちに開かれた施設を作りたいお客さまですよね。 A:はい、既存の建物を改装して地域に開かれた施設を作るというプロジェクト。床はコンク...

妻のトリセツ参考画像
くらしとすまい

「夫・妻のトリセツ」を読んで考えた、円満な家づくり、家とは

A:志水さん、こんにちは。今日は趣向を変えて最近読んだ本の内容から家について考えてみたいと思うんです。どうぞよろしくお願いします。私が取り上げたい本は『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』という本。これ、一昨年くらいに流行った本でして、今更ながら読んでみたんです。結構深かったです。 私は家づくりに関わるようになっ...

日日とオリジナルキッチン
くらしとすまい

日日とのキッチンが出来るまで

今回はオリジナルキッチンのデザイナーである、LITTLEの美和小織さんとの対談です。 A:美和さん、こんにちは。今日は改めて「日日と」のキッチンが出来るまでのお話をお願いしたくて。お時間取っていただきありがとうございました。 私たちのことを簡単に説明します。私たち夫婦は築26年の中古の家に似合うキッチンを作...

くらしとすまい

小さく建てて豊かに暮らすということ2

A:志水さん、今日は前回の続きで「小さく建てて豊かに暮らす」のケーススタディプランNo.2ということでお願いします。 S:はい、前回と同じ4間×4間(1間=1.818m)の家を想定してあります。それぞれの家族の暮らし方でプランが変わることをお伝えできればな、と。 A:楽しみです。今回想定したご家族も4人家族...

リゾートみたいな風景
くらしとすまい

小さく建てて豊かにくらすということ

A:志水さん、今日は私がお願いしていたプランを見せていただけるということで、とても楽しみにしていました。最近お話をしている土地待ちのお客様を想定しています。 S:30坪前後の広いとは言えない家で、いかに豊かに暮らせるか見せてください、というオーダーでしたね。ご存知のように僕は小さな住宅が大好きなので楽しいお...

A邸建て替えプロジェクト_アプローチ
くらしとすまい

鎌倉に似合うすまいとは?

A:こんにちは。今日は現在計画中のA邸について伺いたいと思います。よろしくお願いします。 S:はい、よろしくお願いしますね。この家では、僕が考える鎌倉に似合う住宅の形を表現しようと思って計画しています。まず、誰がみてもシンプルに日本の家だなあ、と思えるようなプロポーションは大事にしています。具体的には大きく...

リビングの採光CG
くらしとすまい

設計士のプランニングの手順はどうなっているのだろう?

A:志水さん、今日は志水さんのプランニングの手法について伺わせてください。どうやって住宅のプランが出来上がっていくのか、とても興味があります。 S:わかりました。ではまず最近僕がプランニングした物件からその手法を解説しますね。北はマンション駐車場とマンション、東には2階建賃貸アパート、南と西には隣地の住宅が...

檜風呂
和の家について

伝統的な日本家屋のリノベーションから、今のすまいに応用できるヒントを探る

A:では志水さん、前回の続きをお願いします。石塀小路の内装についてです。 S:はい。内装は基本全てやり直しました。ただ間取りは大きくは変えてません。 A:変える必要がなかったということですか? S:はい。日本家屋ってお座敷に座って一番良い景色が見えるように設計してあるんですよ。お座敷からのお庭の眺めがそれで...

和の家について

日本家屋を高性能住宅にリノベーション、その手法を聞いてみた

A:志水さん、今日は最近改修を手がけられた石塀小路の物件のお話を聞かせてください。写真で見ると石塀小路、ずいぶん風情のある街並みですね。 S:はい。ここは京都でも最も厳しい伝統的景観保存地区(産寧坂地区)で、伝統的な日本家屋しか建ててはいけない場所です。僕が手がけた物件は築20年ですが、外観はかなりオーソド...