つぶやくふたり

talk about housing

A:志水さん、今日は来月に行う、現場見学会の見どころを話題としたいと思います。

S:そうですね。I邸はいろいろな要素が詰まっているので事前に知識があると、よりわかりやすいかと思います。

A:ではまず、全体的な見どころを。

S:最初に見てほしいのはこの敷地条件ですね、急傾斜が迫っていて、両隣には民家が隣接している。
なかなか難しい条件の土地に、設計の工夫でいかに豊かな空間の家を作るか、苦労したところではありますが、結果として、僕自身も満足がいく空間になっています。

A:本当にそうですね。
おそらく土地から受ける印象と、家の中に入った時の印象とが全然違うと思います。良い意味で裏切られるというか。

S:そのギャップ、楽しんでほしいですね。

A:あとは、基礎断熱にしたことで空間の有効性がぐっと高くなったところも、注目してほしいですね。

S:床下も室内ですからね。長く住んでいると、生活の変化で収納が問題になりがちですが、その解決の一助になると良いですね。

A:個人的には床下収納の部分は実際に見るまで、よく理解しきれてなかった部分です。現場が出来てきて、この収納量すごい!と感じています。皆様にもぜひ現場で実感していただきたいな、と思います。

あと、私は図面の段階から見ているのであまり感じなかったのですが、写真を見た友人に「柱が太くて数もたくさんあって、見るからに頑丈そうだね」、と言われました。耐震等級3の家ならではだと思います。

S:そうですね、そこもぜひじっくり見ていただきたいです。他に、使用している部材の見どころもいくつかあげますね。

ースウェーデン・ガデリウス社製の玄関ドア
気密性の高い無垢材のドア、ずっしりとしていて、ドアの周りのパッキンが特徴です。

ー旭化成のネオマフォーム
基礎内部に敷いてある断熱材。性能、耐久性とも高いです。

ードイツ・ウルト社製の透湿防水シートと可変調湿気密シート
外壁、屋根に貼ってある黒いシートが透湿防水、室内にはってある白いシートが可変調湿気密です。性能が高く80年以上の耐久性があります。

ー断熱材はロックウール
現場で60kg/m³の断熱材を、吹き込んであります。断熱性だけでなく、遮音性が高くなります。

ー外壁は焼杉
愛媛県の共栄木材の焼杉、鎌倉の深い緑に合う、耐久性の高い素材です。

こうして焼かれていると思うと、愛着もひとしお。

ー床材はセン
北海道産の無垢材で、穏やかな色目が特徴です

どことなく和の雰囲気

ー壁紙は和紙
高知県の土佐和紙を使用予定

ー建具や家具は造作家具を中心に
室内建具には一部京都の古建具を入れようと思っています。そのほかは工務店さんの造作です。
2階リビングに置く大型の本棚はこの家のためにデザインました。

A:現場セミナーの時にはまだ施工されていませんが、キッチンも造作で作ります、作業スペースも十分ある使いやすいキッチンになると思いますね。
最近調理家電の進化が著しいので、将来的にこれらが増えても対応できるような棚を設置する予定です。

S:お風呂は檜でまとめた和の雰囲気のお風呂になる予定です。家でこんなお風呂に入れるっていいですよねえ。

A:水回りに木材って、手入れが大変なのでは、と思う方も多いとは思いますが、お風呂の換気についても先進的な仕組みを入れてあるので安心ですね。
あとは、やはり窓ですね。

S:I邸の窓については、かなり検討を重ねました。窓からどのような景色を切り取るかは、すまいの豊かさに直結しますから、慎重に行います。
もちろん窓の性能もとても大事です。室内が外の暑さや寒さに影響されないだけでなく、冬は日射を取り入れることも重要です、方角ごとに適した性能の窓をシミュレーションして家の温熱環境を計画しました。

A:2階は東西、南に大きな窓が設置されますのでその性能が大事なのですね。眺めがいいなあ、ということだけではなく、快適な生活を行うためにどのような窓をセレクトしたのかぜひセミナーでは話をしていただきたいと思います。

S:もちろんです。

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