つぶやくふたり

talk about housing

前回のお話からの続きで、いつもとは趣向を変えて、友人宅を取材してきた内容をまとめました。彼女とはいつもくらしのこと全般で盛り上がるのですが、今日は特に家電や家事の話にフォーカスしていきたいと思います。私がこの仕事を始める前に、相談されアドバイスをした彼女の新居には、私が実際に使ったことのない家電も導入されていてその使い心地などを皆さまと共有できれば、と。
以前にまとめたコラム「海外製家電ってどうなんだろう?+生活スタイルにあった家電や家事動線」と合わせてお読みください。

A:ガゲナウの食洗機って、私が使ってきたミーレと違って、ゼオライトという鉱物で電気を使わずに乾燥するよね?実際に使ってみてどうなの?

M:他のメーカーのは使ったことないけれど、寝る前にスタートして朝に蓋を開けると、お茶碗の高台の凹みにちょっと水滴が残っている、それ以外は乾いているよ。
プラスチック製品は水滴が残りやすいって聞いていたので、引っ越しを機に、保存容器を全部ガラスにしたので、プラスチック製品を食洗機に入れることはほぼないかな。あと、さっきのお茶碗の問題も角度によっては水滴がそんなに残らないようにできるかな。

A:ガラス製に変えたのは思い切ったねー。確かに、食器類は食洗機に合わせて買うようになったけど、私はまだそれができていないわ。ジップロックは水滴残っちゃうのよ。。
うちの今のミーレの食洗機は洗い終わると蓋が2センチくらい開いて、夜中そのままにしておけば、朝には高台以外は乾いている。洋食器はそれほど高台がついていないから、高台問題は日本の食器ならでは、の問題よね。

M:日本の食洗機は温風を当ててカラカラに乾かすけれど、その機能は無いね。
でも、家族4人分の食器とか鍋が一回で一気に洗えるので、日本製のサイズの食洗機には戻れない気がする。私が家を建てたときはコロナ禍真っ最中で、海外からの輸入品が品薄で、欲しかったBOSHの食洗機が手に入らなくて同じメーカーの上位ブランドのガゲナウの食洗機になったけれど、使える機会があれば他のメーカーのも使ってみたいなあ。

A:あの頃のBOSHは価格設定間違ってない?って思うほど値頃感あったよね。BOSHはガゲナウと一緒の工場で作っていると販売店さんは言ってたし、カタログや実物を見る限り機能の差はわからないんだよね。日本はそれぞれ扱っている代理店が違うのでショールームとか広告宣伝費のかけ方は違うような気がするね。

食洗機だとスウェーデンのASKOの食洗機が容量が大きくて他とは違う魅力があると思う。
葉山にセカンドハウスを持っていて、ホームパーティーが好きな友人宅は大容量のASKOを入れているね。ASKOはガゲナウに比べると値段もリーズナブル。でも高さが他よりもだいたい4-5センチ高いのでキッチンカウンターの高さが90センチより高くなるね。

M:そうなんだ。うちはコンロはASKOだよ。

A:どう?どんな感じ?私これを使っている人見たことないの、初。無骨でカッコイイデザインだねえ。

アスコのコンロはさすがのデザイン。火力も強い!

M:もうこれは見た目最優先で選んだのよ、笑。左側の大きいコンロは火力がとても強いので便利。チャーハンとか炒め物はパラパラにできるよ。あと、シームレスなデザインなのでお掃除のストレスは少ないよ。私はコンロに詰まった汚れがすごく気になってしまうので。
良くない点として挙げるなら、タイマー機能や、焦げ付き防止機能がないこと。出かける前にきちんと何度も確認している。

A:強い火力は魅力だね、ハイカロリーバーナーはASKOとガゲナウだけだったね。
タイマー機能ってあると結構使うよね。私も前の家ではデザイン優先のコンロでタイマーなどなかったよ。
今の家は日本製のコンロでタイマー機能も、温度管理機能もあって、これ便利!と思ったもの。

ところで4つ口のコンロだけど、使いこなせる?

M:お、鋭い。実は使いこなせないのよね。頭の中が混乱しちゃう。

A:だよね。私も以前4つ口コンロ使っていたけど同時にはほぼ使わなかった。不思議と、何だか全体を把握できなくなっちゃうのよね。

M:そうそう、これは使ってみないとわからないかもね。。

A:友人に、ハイカロリーのガゲナウの一口ガスコンロと2口IHを並列している方がいるのだけど、なるほど便利だなと感じたよ。
IHにもガスコンロにもそれぞれの良さがあるから両方使えたら、料理もまた違うんじゃないかなーと思ったり。
そのお家は換気扇がガゲナウで、普段はフードが吊り戸棚の下に綺麗に収まってるんだけど、使う時にボタンを押すと換気扇のフードがスライドして前に出てくるの。キッチンがすっきりデザインされていた。

設備をガゲナウでそろえた友人宅のキッチン、換気扇のフードがスライドして出てくる!

他にも、長年ガゲナウのキッチン機器を使っているご近所の年配の友人に伺うと、ガゲナウのバーベキューグリル換気扇が秀逸だそう。
バーベーキューグリルは以前のお家や別荘で使っていて、溶岩石で焼くお肉やお野菜は絶品らしい、また機会があったら入れたいって言ってたの。彼女の話を聞くまでガゲナウのバーベキューグリルは半信半疑だったんだけど、私もいつか使ってみたいキッチン機器になったよ。

M:バーベキューグリルは私も気になってるのよねー。

A:換気扇は、油の煙を吸い込むところが食洗機で洗えるステンレス製の細かい網目になっていて、洗いやすいように大きめのお皿くらいのサイズに分割されているの。そこで9割くらいの脂汚れをキャッチしてくれるから、内部が油でベタベタで掃除に困ることはないそう。7年使っている換気扇は実際に中も見せてもらったけれど、新品ですかってくらい、本当に綺麗だったのよ。
うちのレンジフードは日本ではよく使われてるAriafinaっていうブランドなんだけど、食洗機にはギリギリ入るかどうかっていうサイズで普段は手洗いだね。デザインはイタリアのエリカというメーカー、製造は富士工業という会社が製造している。

M:うちもAriafinaで掃除はやっぱり手洗いしている。
換気扇の掃除って厄介だもんね。ベタベタになるのが嫌なので、私は月1換気扇の掃除しているよ。
使うと本当によくわかるけど、海外のメーカーのキッチン機器は、日本製とはまた違う視点で作られているよね。

A:キッチンは奥が深い、ごく一般的な商品でまとめることもできるし、こだわり出したらどこまでもこだわれるし。
どちらが良いとかではなくて、何に価値観をおくかだとは思うけれど、私はいろいろな世界を見てみたいなあと思う、笑。
価格は安くないわけで、憧れだけで設備を増やしても使いこなせなかったら勿体無いから、導入にあたっては自分と暮らしを見つめ直す良い機会になるよね。

M:そうだね。この家を作るにあたり、くらしとか生活については考えたと思うわ。
私は今みたいな機器が入っていない賃貸住まいの時も、何かと工夫して料理やお菓子を作るのが好きだったから、今回の家電を入れてもそれをフル活用する自分が想像できた。

A:私もMちゃんなら絶対使い倒すだろうなと思ったので、予算が許す範囲で入れたい機器を入れたらいいんじゃないのってアドバイスしたよね。家が新しくなったら今とは違う素敵なくらしをしたい、と言う人もいるけれど、人間の本質ってそう変わらないと思う。
家づくりの仕事でもその人の生活に本当に合ったものをアドバイスできるようになりたいな。

M:結局は自分が納得しているかどうか、だよね。自分のくらしに本当に必要なものは何か?予算やスペースには限りがあるから、何を選んで何を選ばないかという選択の連続だよね。でもそうやってきちんと選び取った先には、人それぞれの満足感のある心地良いくらしがあるのかな、と思う。
インスタで見たから、誰かがいいと言っていたから、ではなくて自分でよく考えて選び取りたいよね。
これからも日々の家事のアップデートのため、時々こういう話しようね。

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