鎌倉市A邸建て替えプロジェクト（計画中）
鎌倉市の山あい部での建て替え計画です。140坪のゆとりある敷地は、冬期の日当たりも十分に確保することができます。
デザインはクライアントのご要望や鎌倉の歴史文化を総合的に判断し、町並みに馴染みながらも際立つ現代的な「和」を提案。湿気がこもりがちな環境への対策として地盤面から約1.2m上げた基礎の上に、階高を抑えた1.5層の建築、そこに大きな屋根がふわりとのるプロポーションとなっています。
内外装とも素材は、自然素材を基本にいつの時代でも手に入る材料を検討。外壁は海風に強くメンテナンス性の高い30mm厚の木に、そして内壁は漆喰で仕上げます。
構造は柱や梁をみせる「あらわし」とし、間仕切りなどを使って暮らしの変化に対応できる工夫にしています。
さらに、2050年のカーボンニュートラルを念頭に、家電一次エネルギーを含むZEHとして計画。レジリエンス性の高い住宅を地域の技術＋材料で完結する仕組みの提案となっています。
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